木組みの家のある風景
今日は、私がいちばん気に入っている風景をご紹介しますね。
ドイツ木組みの家街道というのが、ドイツの北部から南部まで7つのコースに分かれて縦断しています。それぞれの地方によって木組みの家の様式も特徴があって、それを熱心に観光をされているブログもありました。
上の写真では、南部のヘレンベルクのマルクト広場なんかの雰囲気が出ていないでしょうか。
街全体の雰囲気を統一しながらも、1軒1軒の個性を出すために、同じキットでも屋根の色を変えたり、別のキットのパーツと入れ替えたりして、どう並べるのがいいかと思案の毎日のようでした。
どこか、安野光雅さんの絵を思い出しますね。
線路は3階建て
「アッ、私、ここに行ったことがあるわ! ドイツのロマンチック街道の、なんて町だったかしら?!」
そのようにおっしゃって感動してくださるご婦人がいて、その時の夫の満足げな顔!!
鉄道と調和する街並みを作りたいというのが一番の夢だそうで、できれば日本製のストラクチャーを使いたかったらしいのですが、キブリ、ボルマー、ファーラーなどのメーカーからZに合わせたものがたくさん出ていて、それらのカタログに埋もれてデザインするうちにこの街が出来上がったそうです。
このジオラマのいちばんの特長は、線路が3階建てになっていること。それに合わせて、1階は20世紀、2ー3階は19世紀のイメージで、列車も建物も配置されています。