鉄道模型ジオラマ日記

メルクリンのZゲージという一番小さいドイツ製の鉄道模型を使ってジオラマを作りました。ぜひ、ご覧下さい!

DBとDRについて

夫から、DBのロゴの説明をもう少し詳しく紹介してくれると、このジオラマが3階建てとして作ってある特徴がより理解してもらえるんだけど、という要望が出ました。

つまり、DBというロゴは、第2次大戦後ドイツの分裂に伴い、それまで使われていたDR(Deutsche Reichsbahn)が東ドイツに受け継がれ、西ドイツではDB(Deutsche Bundesbahn:ドイツ連邦鉄道)になったから、この駅舎のモデルは大戦後のものであることが、このジオラマにとっては重要なんだそうです。
ということで、下の写真をご紹介します。  

f:id:takechan18:20131117103728j:plain

写真の左側に、昨日ご紹介した駅舎がありますが、右側を見ていただくと、一段高くなった上に、これまでご紹介してきた街並みが見えますね。
実は、この高低差は、時代の差でもあるのです。
このジオラマの1階部分は20世紀で、比較的新しい時代設定にしてあり、そこにある駅から発車した列車たちは、傾斜を上がるにつれて古い時代に帰っていきます。だから、2階に作った街並みは19世紀の時代だと考えてほしいとのことなのです。
さあ、列車は過去に向かって出発していきますよ。

f:id:takechan18:20131116203658j:plain