鉄道模型ジオラマ日記

メルクリンのZゲージという一番小さいドイツ製の鉄道模型を使ってジオラマを作りました。ぜひ、ご覧下さい!

JR北海道の改ざん問題に思う

21日の野沢社長の記者会見で、函館線の度重なる脱線事故は決してこの地域だけの問題ではないことがわかった。線路を管理する保線現場を担当する7割超でレール点検数値の改ざんがあったそうだ。つまり、JR北海道のほぼ全地域に共通する問題だったのだ。残念なことである。

1971年(昭和46)に制作された鉄道ジャーナル社のビデオ「雪の行路」を愛する鉄道ファンとしては、やりきれないものがある。このビデオに登場する函館本線・急行ニセコC62重連は、小樽を出て長万部に向かう。真っ白な大地の中を走るニセコは、5つの峠を次々と乗り越え、吹雪の中を鋼鉄の日玉のようになって突き進んでいく。この感動的な光景を支える背後には、鉄道マン達の日々のたゆまない点検・整備・補修があった。

その鉄道マン達を束ねるJR北海道のトップがこの3年間に二人も自殺に追い込まれている。何とも遣り切れないものがある。常に東京一極に政治経済を集中させてきた日本の行く末を思わざるを得ない。

明日は大寒

今日の最高気温は2度にしかならないとか。寒い寒い日です。

むかし成人の日とか小正月と言われていた15日もすぎ、ようやくお正月気分も取れ、ぬくぬくしてミカンやお菓子を食べ続けている状態からは抜け出さないと、とお尻にムチを打っていましたが、また後戻りです。

3階建の線路を汽車たちはどのように走っていくのかをお見せしたいと思いながら、写真でご紹介するのはなかなか難しいな~と、悩んでいるところです。

来年こそ穏やかな年でありますように

年賀状でこのブログのことをお知らせしましたので、いちばんファンタスティックに撮れた写真を選んでみました。

おうちや街燈からの暖かい光にうっとりしながら、今年を終わりたいと思います。

皆さまどうぞ佳いお年をお迎えください。

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DBとDRについて

夫から、DBのロゴの説明をもう少し詳しく紹介してくれると、このジオラマが3階建てとして作ってある特徴がより理解してもらえるんだけど、という要望が出ました。

つまり、DBというロゴは、第2次大戦後ドイツの分裂に伴い、それまで使われていたDR(Deutsche Reichsbahn)が東ドイツに受け継がれ、西ドイツではDB(Deutsche Bundesbahn:ドイツ連邦鉄道)になったから、この駅舎のモデルは大戦後のものであることが、このジオラマにとっては重要なんだそうです。
ということで、下の写真をご紹介します。  

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写真の左側に、昨日ご紹介した駅舎がありますが、右側を見ていただくと、一段高くなった上に、これまでご紹介してきた街並みが見えますね。
実は、この高低差は、時代の差でもあるのです。
このジオラマの1階部分は20世紀で、比較的新しい時代設定にしてあり、そこにある駅から発車した列車たちは、傾斜を上がるにつれて古い時代に帰っていきます。だから、2階に作った街並みは19世紀の時代だと考えてほしいとのことなのです。
さあ、列車は過去に向かって出発していきますよ。

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ドイツの駅舎について

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この駅舎は、キブリの"6700 BAHNHOF -BAD NAUHEIM"というキットで作ったもので、ドイツーヘッセン州のバードナウハイム駅がモデルで作られているようです。どっしりしたドイツらしい素敵な建物ですね。

ある時、甥のリコちゃんがこの駅を撮影してかえって、「やはり間違いなくドイツの駅舎ですね‼︎」とDBのマークを見て感動し、どこがモデルか探してみたそうです。検索して出てきた31の駅舎の画像とはどれも違っていたそうで、「第2次世界大戦で空襲に遭った旧ドルトムント中央駅は真ん中の部分が近いですが、左右はかなり違います。ローテンブルクの駅舎も少し違いますが、建築様式は類似しているんだけど」とメールを送ってきました。
「駅舎の正面右壁面に"**HNHOF-GASTSTATTE"の文字が読み取れますが、これは<駅 レストラン>かな?これもヒントにしてみたのですが、ドイツには駅とレストランを併設している構造が案外多いようで、特定できません。やっぱり叔父さんの創造力から生み出したものかな」と思ったそうです。
組み立てたキットの製品名を伝えて納得してもらったのですが、いやいや「鉄ちゃん」達の探究心やこだわりにはいつも脱帽です。
 

高齢者にとって秋は忙しい季節です

敬老の日や体育の日、文化祭と、市の行事が目白押しのこの時期、忙しいパパママに代わって、家にゆっくりしている高齢者の出番が待ち構えています。

というわけで、すっかりパソコンと縁遠くなり、一か月もご無沙汰してしまいました。

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いよいよメルクリンの走るジオラマのご紹介をしますね。

上の写真の右下、汽車の止まっているところが街のセントラルステーションです。駅の後ろ左は商店街が並び、道路に面したところは建物の1階に歩道が作られていて、雨の日には傘がいらなくて嬉しい設計です。パリにもありますね。

さらに左に行くと、ここがメインストリートです。公園の奥に市庁舎、そして教会が並んでいますよ。あれは学校かな?、裁判所かな?と、いろいろ想像してみてください。

以前ご紹介した木組みの家のある風景は、駅の右側の街並みを右に進んで行くと見えてきます。教会の塔があったのを思い出してください。

あ~、夜も更けてきました。今日はここまで。